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整体2011.12.02 Friday
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治療を受けるにあたって、整体を指定してくる方がいます。
これまでの情報で、「私は骨盤がゆがんでいるに違いない。そして、それが不妊の原因になっているかも知れない。」と考えているのでしょう。
確かに、骨盤の歪みは、循環を悪化させる等、悪影響を与える可能性があります。
ところで、ここで多くの人には誤解があります。
骨盤の矯正ですが、骨盤は強力な筋肉や靱帯によって構成されているので、実際はほとんど矯正出来ません。
修正できる歪みがあるとしたら、転んだり、ぶつけたりした物理的な力で歪んだ場合です。
この場合は、車の板金をするような発想で、修正が可能なこともあるでしょう。
また、女性なら出産の直後など、靱帯が生理的に弛んでいる時期なら可能でしょう。
その他については、直後に整ったように見えるだけで、実際にはなにも修正されていないのが現実です。
ほとんどの歪みは、成長差と癖にあります。
成長差とは、成長の過程で体の使い方によって生じる左右差等です。
例えばラケットを振るスポーツなどをすると、その側の腕の実寸が長くなる場合などが一例です。
そして、根本的に、人には姿勢や動作に癖がある。癖によって体には歪みが生じます。
これらは、長く刷り込まれた癖なので、治療を受けて、ああ整ったとはまったく行きません。
では、現実にどうするのかと言えば、癖によって溜まった歪みを解消する体操(矯正動作)を覚えていただく事です。
自分に必要な動作を繰り返すことで、歪みによる影響を改善すること可能となってきます。
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休むこと2011.10.18 Tuesday
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先日、2年くらい継続して病院での不妊治療を受けている方から、「ちょっと疲れてしまって、治療を休もうか考えている」という相談を受けました。
治療を継続するか、中断するか、いろいろ考えることがあって難しいところだと思います。
中断を悩む理由は
1 年齢的な問題
2 治療は、継続的なものなので、積み上げていた実績がリセットされてしまうのではないかという不安
3 そもそも、赤ちゃんが出来ないから治療に入ったのに、休ということは、あきらめになるのではという不安
などがあげられると思います。
個人的意見としては、休むことも必要なケースが多いのではないかと考えます。
そもそも、精神的に一杯の状態では、とりあえず休み、少しこのテーマから離れることが求められているという事でしょう。
また、不妊治療を休止中に妊娠する報告は意外に多いと感じます。
不妊治療の多くは、治療ではなく、生殖技術なので、ホルモン剤などの影響で、体には負担になるものと思われます。
休む事で、そのマイナスの影響がなくなり、かえって元気になる体というがあることも、見逃せない点です。
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エックゲッター2011.06.24 Friday
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男性遺伝子の精子は頭部が流線型で、女性遺伝子の精子は頭が卵型という違いだけでなく、一様に見える精子も、いわば軍隊のように役割があるという説があります。
元気のよい運動率の高い精子が、必ずしも受精する精子とは限りません。
それは、もしかしたら、粘膜に道を切り開く斥候が主な役目なのかもしれないからです。
一斉に競争して卵子を目指しているのではなく、役割を分担し、協調して卵子に向かう旅。
「エックゲッター」になる精子は、最初からそいういう「役目」だとしたら、運動率や奇形率だけでは計り知れない要素があると言えるかもしれません。
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女性の腋下の臭いが他の女性の生理周期に影響を与える2011.06.16 Thursday
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卵胞期(低温期)の女性の腋下の臭いを他の女性に嗅がせると、嗅いだ女性は、排卵が促進され、生理周期が短縮する。
排卵期の女性の腋下の臭いを他の女性に嗅がせると、嗅いだ女性は、排卵が抑制され、生理周期が長くなる。
この話しは、全寮の女学生の、生理周期が似てくるメカニズムを探る実験だったようですが、その要因として、臭いが関与するという可能性が示されています。
異性におけるフェロモンだけではなく、同性間でも、様々な影響を与えているのですね。
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子宮内膜の成長2011.05.22 Sunday
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子宮内膜の成長(厚み)がよく問題になりますが、通常は、おおむね7ミリ以上あればあまり気にしなくても良いと言われています。
ところで、調べてみると、内膜の厚さを問題にするのは、「厚み」そのものが問題なのではなく、厚くなりにくいケースでは、その理由に問題があると考えられている様です。
つまり、内膜の厚みは、子宮環境の一つのバロメーターと言えるのでしょう。
子宮内膜の成長の要素は、ホルモンと子宮の血流です。
また、一般にはあまり知られていませんが、組織内に発生する活性酸素なども大きな要因のようです。
だとすれば、ストレスのコントロールや、アレルギー症状の緩和に有効と言われている抗酸化食品などが役立つ可能性もあると思われます。参考資料
黄体機能と子宮内膜環境 : 特に黄体ホルモンと活性酸素-消去系の役割(子宮内膜機能の調節機構 : 着床機構の視点から)
Role of Superoxide Radicals and Superoxide Dismutase in the Regulation of Human Endometrial Function
杉野 法広
山口大学医学部
抄録より抜粋
子宮内膜の変化における活性酸素とその消去酵素であるsuperoxide dismutase (SOD)の関与を検討した.妊娠が成立せずプロゲステロンが消退すると,子宮内膜同質細胞において細胞質内に存在するCu,Zn-SODが低下する.細胞質内で増加した活性酸素は転写因子であるNF-κBを介し,PGF2αの律速酵素であるcyclooxygenase-2(COX-2)発現やPGF2α産生を刺激する.そして,子宮内膜同質細胞から分泌されたPGF2αは子宮内膜の虚血と剥脱を引き起こすほか,子宮筋を収縮させる.一方,妊娠が成立しプロゲステロンが維持されると,Cu,Zn-SODは増加し細胞質内の活性酸素の蓄積が阻止されPGF2α産生の増加が阻止されるので,子宮筋の安静が保たれ妊娠成立にとって好都合な子宮内膜環境となる.ところで,ミトコンドリアに存在するMn-SODはプロゲステロンによる脱落膜化とともに増加するほか,プロゲステロンが消退しても維持される.Mn-SODは脱落膜化やプロゲステロン消退によって起こる細胞機能の亢進に伴ってミトコンドリアで発生してくる活性酸素を消去することにより,細胞の機能維持に貢献しているものと考えられる.また,子宮内膜において,同質細胞はサイトカイン・リッチな環境にさらされる.サイトカインは,ミトコンドリアにおいて活性酸素を産生させ細胞障害性を示すことが知られている.しかし,子宮内膜同質細胞はサイトカインによる活性酸素を介した障害に対しても,Mn-SODの発現を増加させるという防御機構を備えている.すなわち,Mn-SODは細胞の生命維持に貢献しているものと考えられる.
今回,活性酵素やSODといった新たな調節因子の関与を明らかにすることによって新たな病態を考える手がかりとなった.また,活性酸素やSODをターゲットとした新しい診断法や治療法の可能性も期待される.
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