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治療中断(中止)期間の妊娠 (休むも治療)2010.03.06 Saturday
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病院で一定期間の不妊治療を受けて、結果が出ないとか、少し疲れたから休むなどの理由で中断して、それからまもなく自然妊娠したという話しがよく聞かれます。
私の印象では、これはやはり不妊治療の一つの効能と思います。(私的な仮説です)
不妊治療は、投薬や注射などで生殖に関係するホルモン系に大きな変動を与えます。
その結果、生理的にかなりインパクトが与えられている。
不妊治療期間に妊娠できなかったのは、治療による人工的な生理状態が、逆に受胎力にマイナスの影響を与えている結果になっているケースであったことが想像されます。
治療を中断することによって、体は本来の生理的状態に戻るわけですが、それまでの治療によるインパクト(ホルモン系などへの、ゆさぶり)により、生殖機能は以前より活性化されていることがあるのでしょう。
「休むも治療」といいます。
治療による精神的、肉体的ストレスを適当な時期にいったん解放することも、戦略的な不妊治療と言えるかもしれません。
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自然妊娠できる! 赤ちゃんをさずかる!と謳う、妊娠マニュアル販売商法2010.02.21 Sunday
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ネットなどを検索していると、「○○でも妊娠できた!驚きの方法」「すぐに妊娠できる方法」などの広告があり、そのサイトに行ってみると、真偽のはっきりしない体験談がならび、なにか特別な方法があるかのように暗示させ、「妊娠マニュアルを売ります」という形になっているを見かけます。
不妊に悩む人なら、ちょっと買ってみようかという気持ちもわくでしょうね。
でも、胡散臭いと思う気持ちもあって、買うまでには至らない。
先日、当院の患者さんが、「その種のものが手元にあるので見てみます?」と持参して貸してくれました。
家族が不妊症の彼女を心配して、買ってプレゼントしてくれたのだそうです。
拝見したところ、予想通りといいますが、腹立たしいほど稚拙な内容でした。
誰でも知っているようなありふれた方法(ツボ押し、呼吸、食事など)を単にまとめただけで、2万円の価値などまったくありません。無料で配布するパンフ水準です。
私には不妊症の心理状態につけ込んだ悪徳商法と思えました。
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デトックス2010.02.08 Monday
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デトックス(毒素の排泄)というと、一つのシステムとして発汗を思いうかべる人がいるようですが、汗から毒素が排泄されるかといえばそのような事実はないようです。
しかし、皮膚からは排泄される可能性があります。
それは例えば皮脂です。
そもそも、何をもって毒素というのかが曖昧ですが、体に残存するようなものは、脂溶性(油に溶ける)で体脂肪などに取り込まれて存在すると思われます。
ですから、油としてなら体外に排泄可能が考えられるわけです。
そのように考えると、発汗を目的としてサウナなどに入ってもあまり効果的ではないと言えます。
必要なのは、何よりも体脂肪を消費するような運動です。
運動を行うと脂肪に取り込まれていた毒素が血中に溶け出し、血中の毒素濃度が高まると言われます。
その上で、体の排泄の働きを高めるような方法を行うことが大切です。
便通を良くすること。皮膚の生理的機能を妨げないこと。
サウナや岩盤の上で、ただ寝転がっていてもデトックスにはつながらないことを自覚しましょう。
さて「食」ではどうでしょうか。
繊維質のものが良いとよく言われます。
緩下作用(緩やかな下剤作用)のものも挙げられます。
しかし、それは体に蓄積した毒素の排泄にはつながらないでしょう。
解毒のハーブともいわれるコリアンダーはいかがでしょうか。
ネットを検索するとこんな情報がありました。
コリアンダーは、マウス組織への鉛の蓄積や鉛による肝臓組織障害を有意に減少させた。また、鉛の蓄積を抑制する作用は、コリアンダーに含有される成分のキレート作用による可能性がある。
Aga M, Iwaki K, Ueda Y, Ushio S, Masaki N, Fukuda S, Kimoto T, Ikeda M, Kurimoto M. ICR マウスにおける局所鉛蓄積に対するコリアンダー(中国パセリ)の予防効果. J Ethnopharmacol. 2001 Oct;77(2-3):203-8.
この場合、それを人にあてはめた時に、効果を出すためにはどのくらいの量になるかが不明です。
草食動物並に食さないと同じような結果につながらないかもしれません。
食材でデトックスというのは、あまり期待できないと私は考えます。
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自律神経と不妊2010.02.02 Tuesday
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治療を自律神経への作用から2つの方向性に分けると、ストレスによって心身の緊張状態が継続している交感神経過剰対応型と、アレルギー症などにみられる副交感神経過剰対応型に分けられます。
通常の疾病パターンは、緊張の継続によっておこる交感神経型なので、基本的な治療は興奮を抑制してリラックスさせることが目的と言えます。
しかし、その治療をそのままアレルギー症などの副交感神経過剰型におこなうと、例えば喘息の方の発作を誘発するなどの症状を亢進してしまうことになります。
アレルギー症は自律神経の上では、(副交感神経=リラックスモード)に固着した状態と言えるので、方針として、すこし活動的な設定に変化させることが重要なポイントです。
(参考までにアレルギーによく使われる「ステロイド剤」も、自律神経を興奮させるものです。)
さて、不妊治療をおこなっていると、低血圧をはじめとした副交感神経型がとても多いことに気づきます。
つまり、治療の方向性としては心身を活動的な設定にすることが基本になります。
しかし、それは単純にそうすれば良いというわけではなく、その方がどのような経過をただって今に至っているかが重要です。
例えば、長期に強いストレスにさらされて交感神経バリバリだった方は、その興奮に釣り合うように副交感神経も高まっているというダブルハイパーな状態の方がいます。
この場合には、交感神経、副交感神経の双方を抑制するような方針が必要です。
よって適度なリラックスの手法も重要です。
また、そもそも、幼少期からあまり活動的でなく、いわば体質として副交感神経過剰型という場合には、リラックスなどテーマとしては必要ありません。
生活を改善して、「人が変わったように」変容してゆくことが求められます。(笑〜)
不妊治療を看板とする代替療法のホームページなどを検索すると「全身をリラックスさせて、子宮や卵巣の血流をよくする」ようなことが柱だというような表現にあふれています。
しかしその方針では、むしろ多数の方にタイプが合致しないという可能性があると思われます。
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不妊治療と顔鍼(美容鍼)2010.01.27 Wednesday
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皮膚の状態は体質に深いつながりがあると言われます。
個人的な印象として、不妊治療の来院者には、肌はやや乾燥気味で、艶が少なく、腹部や腰部には若干の色素沈着や色調のくすみが見られるタイプが多いと思います。
皮膚の乾燥気味で艶がないといのは、栄養不足といいますか、体の滋養状態が悪い場合が考えられます。
この場合の栄養不足とは、食事の偏りなどが考えられ、炭水化物が多く、タンパク質やミネラルなどが不足してるタイプが多いと考えています。
また、くすみは、いわば血液や血流の問題で、漢方では「瘀血」といって血液の性質が悪いことによっておこる不調と定義しています。
治療によって皮膚の状態が変化することは、東洋医学的な不妊治療において改善の指標につながります。
その判断は専門家でなくてもよくわかります。
一言でいうとぱっとみた印象が綺麗になるのです。
顔の色調もかわり、ファンデーションを変えたような感じに感じられますし、背中や腹部などの皮膚状態も、色艶が改善する。
それは若返りの変化そのものです。
ですから、東洋医学の不妊治療は、つまりは「若返る」ことにあるのではないかなどど、最近になって考えています。
そのような考えに至って、だったら、より綺麗になったほうがさらなるメリットがあるのではないかと思い、不妊治療に訪れる方が希望する場合には、顔鍼(美容鍼)も無料のオプションとして取り入れました。
これが妊娠力につながるかどうかはわかりませんが、少なくとも心的状態をさらに前向きに明るくするには効果があるようです。
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